前回はWeDo2.0が到着して始めるまでの準備についてレビューしました。
今回は、いよいよプログラミングを始めるための導入作業をしていきます。
まずはスタートガイドをダウンロード
前回も触れましたが、この教材、商品自他には取説などの説明が一切ありません。
ただ、『LEGOEducation公式サイト』か『レゴエデュケーションプログラミングサポートサイト』で導入から実践までのほとんどの情報が手に入ります。
まずはレゴエデュケーションプログラミングサポートサイトから『レゴ WeDo2.0』のリンク先へ行き、『プログラミング教材ガイド』と『クイックスタートガイド』をダウンロードします。
この2つがいわゆる取説となります。
アプリをインストール
続いてアプリをインストールします。
WeDo2.0のアプリは『Windows10,8.1,7』『MacOS』『Chromebook』『ipad』『Android』で使えます。ただ、Androidはタブレットのみ対応でスマホにはインストールできません。
PC用はLEGOEducation公式サイトの『ソフトウェアのダウンロード』からダウンロードします。
ipadはappストアから『LEGOEducation』で検索するとすぐに出てきます。
アプリを立ち上げると…
これがホーム画面です。
『先生向け参考資料』は、WeDo2.0を使っていくにあたって情報収集するのに便利な『LEGOEducation公式サイト』へのリンク集になっています。
『教室向けプロジェクト』は、LEGOEducationがあらかじめ用意している課題一覧が見れます。
まずは『はじめてのプロジェクト』から始めていきます。
最初は『カタツムリ』
最初の課題は『光るカタツムリ』です。
日本人の感覚からすると、この辺の感覚が日本人とは違ってシュールだなぁと感じてしまいますww
『次へ』タップして進んでいきます。
ほかの課題もそうなのですが、必ずどの課題も『この課題に取り組む理由・意味』が提示されて、『問題を解決するためにはどうしたら良いか』を話し合うという流れになっています。
問題に気が付き、その問題を解決するためにはどうしたら良いか考え、実際に行動に移し、結果について改善策を再度考える。その過程すべてで話し合いが持たれる。その繰り返し。
このあたりが教育機関向けに作られていると感じる部分ですし、昨今キーワードとなっている『STEAM教育』のポイントなんだと感じます。
さて、完成したブロックがコチラ。
最初のステップのため、レゴブロックに慣れていなくても10分ほどで組み立てからプログラミングまでできると思います。
この課題では『ライトの色を変える』という命令を送ります。
色を変えるプログラムを送信すると…
はい。赤くしてみました。
最後はちゃんとほめてくれます
ほかにも色々できますが、今回はここまで。
ちゃんと区切りがあってほんとの授業のように課題を進めて行けます。
まとめ
2回にわたってレゴエデュケーションのWeDo2.0のレビューを書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
商品自体は実にシンプルですが、web上の有志の方々の情報を元にSTEAM教育の基礎に振れることができるのがレゴエデュケーションの最大の特徴だと思います。
本来は教育機関向けですが、家庭学習の教材としても十分取り組みやすい量の情報がweb上にあります。
ただ、LEGOEducationの公式サイトにある先生用のガイダンや追加のカリキュラムには日本語バージョンが無いので『Google翻訳』などのアプリを使って翻訳する必要があります。
英語バージョンのPDFをアップロードすればすぐに翻訳してくれるので、英語が苦手な私でも大丈夫でした。
我が家の子供たちもいくつかの課題をクリアしただけなので、これからもBlogで追加レビューしていきたいと思います。
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