こんにちは、じゅんです。
前回はパソコンの仕組みについて書きました。
今回は、実際に中古パソコンを購入していく過程を書いていきます。
オンラインゲーム、人気ですね。
巷では数十万円もするゲーミングPCが爆売れしているようですが、ライトユースや入門機であればリユースPCを利用して3~4万円台で組むことが出来ます。
このブログを書いている現在、ハードオフや中古パソコンショップなどのリアル店舗をはじめ、メルカリやヤフオクでもリユースPCはたくさん売られています。
前回のブログを参考に、5年前くらいに販売されたメーカーパソコンのリユース品を4万円ほどで購入してグラボを追加するのも良いのですが、ある程度のパソコンの知識さえあれば、パーツの入れ替えをしながら長く使い続けることも出来ますし、用途に合わせてパソコンをグレードアップすることが簡単に出来ますので、この機会に自分のパソコンを格安で組んでいきましょう。
まずはパソコン本体探し
一番確実な方法は『ハードオフ』などのリアル店舗で現物を確認して購入ですが、おすすめは『メルカリ』か『ヤフオク』です。理由は、リアル店舗でもネットで購入しても保証が期待できない点は同じだからです。
保証が期待できないのならリアル店舗維持費が販売価格に載っていない、価格の安いネットでの購入がオススメです。
このブログを書いている時点では、メルカリよりヤフオクの方が中古PCの流通量が圧倒的に多いです。
恐らく、官公庁や企業で数十台規模で業務PCの入れ替えによって発生した不要デスクトップ型パソコンを専門業者が回収してヤフオクに大量に出品しているようです。
機密情報を外部に漏らさない為、一部の出品PCがHDDが抜かれた状態で出品されています。
この、『HDDが抜かれただけのジャンクPC』が狙い目です。
専門業者の為、データが保管されているHDDのみ抜いて、パソコン本体はちゃんと動作確認をして、細かく出品商品の状態を記載してくれています。
もちろんジャンク品として出品されていますが、今まで何台と購入してきていますが、記載と違う状態のPCが送られてきたことはありません。
ある意味信頼できるジャンク品ですww
ただHDDが抜かれただけでジャンク品扱いになってしまうのはちょっと切ない気もしますが、現状のまま使うことができないので、確かにジャンク品です。
大きな傷がある物もありますが、ほとんど傷が無い物もあります。
デスクトップ型の場合、外装に傷があっても性能には何ら問題ないので、気にしなければ傷物をかなり安く落札することも出来ます。
オススメモデルは『DELL』『HP』『Lenovo』です。第2~4世代のcore-i5,7搭載モデルの流通量が多いのが特徴です。
注意なモデルは『NEC』『富士通』などの国内メーカーです。国内メーカーも同様に流通量は多いのですが、オンラインゲームを快適に楽しむためのグラボが追加できません。厳密には搭載できなくはないのですが、拡張スロットが別途必要となり、その拡張スロットの流通量が少ないため、グラボが搭載できない可能性が残ります。
オススメモデルの中で選ぶポイントは2つです。
①ゲーム配信はしないし、画質よりコスパ!なら第2世代core-i5
②せっかくならゲーム配信もしたいしコスパより画質!なら第4世代core-i7
パソコン本体はヤフオクで動作確認済みのDELLかHPかLenovoのHDDなしジャンクを購入
ストレージ選び
本体が決まったら次はストレージ探しです。
ただ、ここはSSD一択になります。
現在まだまだHDDが主流ですが、パソコンの動作がモッサリする1番の原因はこのHDDです。
HDDをSSDに変えるだけで見違えるようにパソコンの動作が向上します。
ストレージはSSDで決まりですが、SSDは新品を購入することをお勧めします。
というのも、パソコンの記憶情報はSSDにすべて格納されます。
CPUやメモリが壊れてもパソコンの電源が入らなくなるだけで、データが消えてしまっているわけではありません。
新しいパソコンにデータを移し替えれば良いのです。
ただし、SSDが壊れてしまうと、バックアップを取っていなければ大切な写真などのデータが消えてしまいます。
中古SSDですと何時間稼働しているかがわかりませんし、不具合が出てバックアップを取っていないデータが消えてしまってからでは遅いです。
SSDに関しては年々価格が下がっているので、新品と中古の価格差はあまりないことを考えると、SSDは新品をお勧めします。
OSで40GBほど必要となりますので、最低でも240GB以上。
画像や動画の保存だけであればOSをインストールするメインストレージは240GBのSSDにしておいて、サブで1TBのHDDという手もアリです。
ただ、複数のオンラインゲームのインストールを考えているのであればメインストレージも250GBや500GBのモデルがお勧めです。最近は1つで100GBのインストール領域が必要なオンラインゲームもありますので、メインストレージはあとで追加することが出来ませんので、多めの要領を選んでおくことをお勧めします。
メインストレージは新品SSD。容量は240GB~500GB。
メモリはマザーボードの限界まで追加
ストレージの次に大事なのがメモリです。
ストレージに次いでパソコンの快適性を左右するパーツです。
ターゲットとしている6~7年前のデスクトップ型PCですと、8GB×2スロットが主流です。
8GBもあればPCゲームをするだけなら不足することはありませんが、同時配信や動画編集もしたいとなるとPCの限界まで搭載しておくことをお勧めします。
ヤフオクで落札しても良いですが、おすすめは中古パソコンショップでの購入です。
私がよく利用する中古パソコンショップでは、このころの主流である『DDR3』という規格の8GBメモリは3000円以下で販売されています。
メモリは最低8GB。予算が許すなら最大搭載の16GBor32GB。
最後はグラボ選び
このブログを書いている現在、スリム(コンパクト)型デスクトップPCにゲーミンググラボを追加する選択肢は現状3つです。
nvidiaのGeForce 『GTX750ti』<『GTX1050ti』<『GTX1650』
価格順=ゲーミング性能に並んでおります。
なぜこの3つなのかというと、スリム(コンパクト)型デスクトップPCはロープロファイル(LP)という規格のグラボしか追加できません。
よって、現状上記の3つしか選択肢がありません。
現在販売されているGPUメーカーはnvidieのほかにAMDもありますが、この記事を書いている現在、ゲーミンググラボのロープロファイルモデルはnvidiaのGeForceシリーズにしかありません。
エントリーモデルでnvidiaの『GT1030』やAMDの『RX550』がありますが、とりあえず動作する程度になってしまいます。
GTX750tiに関しては、流通量が減っているということもありますが、比較的軽い分類に入るフォートナイトでもスペック的に厳しくなってきているので、おすすめはGTX1050tiかGTX1650です。
グラボは『GTX750ti』<『GTX1050ti』<『GTX1650』
まとめ
今回はPC本体と追加パーツ選びのポイントを書きました。
まとめるとこんな感じです。
①PC本体は『ヤフオク』や『メルカリ』で動作確認済みのDELLかHPかLenovoのHDDなしジャンクを購入
②メインストレージは新品SSD。容量は240GB~500GB
③メモリは最低8GB。予算が許すなら最大搭載の16GBor32GB
④グラボは『GTX750ti』か『GTX1050ti』か『GTX1650』
次回は実例をもとに各パーツの型番や価格について書いていきます。
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