こんにちはパパじゅんです。
今回はパソコンの仕組みを中古PCを使て説明します。
スマホとパソコンの簡単な仕組みは、前回のブログをチェックしてください。
実は6~7年前のパソコンはまだまだ使える
我が家では、7~8年前の中古PCを使っています。Windows8が発売されたのが2012年なので、Windows7からWindows8の頃発売されたころのパソコンです。
そんな前のパソコンが今も使えるの?とよく聞かれますが、実はちょっとしたことをすると、まだまだ使えるどころか数十万円するゲーミングPCなんか買わなくても、マイクラやフォートナイトなどの軽いオンラインゲームもできちゃいます。
ポイントはたった5つ と、+α
ただ、7~8年前のパソコンなら何でも使えるわけではありません。
でも、安心してくださいね。いくつかのポイントを抑えるだけで大丈夫です。
その① パソコンの型
パソコンには大きく分けて3つのタイプがあります。
ノート型:モニターとキーボードが一体となっているタイプ。
特徴は、省スペースで折りたたんで持ち運ぶことができる。
一体型:モニターとパソコン本体が一体となっているタイプ。
特徴は、ノートタイプのように省スペースでありながらノートパソコンより画面が大きい。
デスクトップ型:パソコン本体のみのタイプ。映し出す画面が別に必要。
特徴は、拡張性に優れる。記憶容量を増やしたり、グラフィックボードなどを追加することができる。
持ち運んで外出先で使いたい場合はノートパソコン一択ですが、自宅で長く使うのであればデスクトップタイプに軍配が上がります。
写真などの画像データがいっぱいになってきたらハードディスクを追加して記憶容量を大幅に増やすこともできますし、オンラインゲームがしたくなったらグラフィックボード(通称グラボ)を追加すればプレイできるようになります。
デスクトップタイプは別途モニターがないと使えませんが、実は家にあるテレビにパソコンの画面が映し出せます。
HDMI端子という共通の規格で映し出せますので、別途モニターを買う必要もありません。
3つの種類の中で手を出してはいけないのは『一体型』です。
一時期国内メーカーを中心に高機能モデルとして多く販売されていましたが、実際はノートパソコンの画面を大きくしてキーボードを切り離しただけなので汎用性がノートパソコン並みに低く、各所をグレードアップして使い続けることができません。
パソコンを長く使い続ける唯一の方法は、OSやソフトの進化に合わせてハードを必要な各所ごとにグレードアップすることです。
これができるのは『デスクトップ型』のみです。
パソコン本体はデスクトップ型を選びましょう
その② CPU
以前のブログでも書きましたが、『作業机』であるCPUはこのブログを書いている現時点での選択肢はintelのCoreシリーズかAMDのRyzenシリーズです。
ただ、中古デスクトップパソコンのほとんどはintel搭載なので、intelのCPUを選ぶことになります。
intelのCPUは『Celeronシリーズ』か『Coreシリーズ』に大分することができます。
ネットで調べものやexcelやwordなどの文章作業しかしないのであればCeleronシリーズでも大丈夫ですが、動画視聴や画像編集を行うのであればCoreシリーズを選びましょう。
Coreシリーズも『i3』『i5』『i7』とありますが、それぞれの違いは作業机の数です。
『i3』は作業机が2つしかないので1~2つの作業しか同時進行で処理できませんが、『i5』はそれが倍の4つになり、『i7』はさらに倍の8つになります。
動画編集やオンラインゲームは、様々な作業を同時進行で大量に処理していきますので、作業机が多いi5やi7が適しています。
CPUはintelのCore i5かi7を選びましょう
その③ メモリ
『CPU』が作業机の数なら、『メモリ』は作業机サイズです。
複数の作業を同時に行うにはより多くの作業机の数が必要となりますが、いくら作業机の数を増やしても、1つ1つの机のサイズが小さくてはより多くの情報量を処理することができません。
メモリは多ければ多い方が良いのですが、後から追加することもできます。
ただ、そもそもパソコンごとに増やせられる上限が決まっているので、パソコンを選ぶ際は『スロット数』と『上限』を確認しましょう。
デスクトップ型ならスロット数は2つもしくは4つ。上限は16GBから64GBです。
メモリはスロット数4のデスクトップパソコンを選び、8GB以上を搭載しましょう
その④ ストレージ
メモリが作業机なら、ストレージは本棚です。どれだけパソコンに情報を記憶できるかの量の表示です。
ストレージには大きく分けて『HDD(ハードディスク)』と『SSD(ソリッドストレージ)』があります。
HDDは大容量で価格が安いというメリットがありますが、本棚から本や参考書を持て来たり戻したりするスピードが遅いというデメリットがあります。
SSDはその逆で、作業スピードは速いのですが、HDDに比べて1GB当たりの価格が高いというデメリットがあります。
メインで使うストレージには容量が少なくてもよいので、作業スピードの速いSSDを使用し、写真や動画などその都度読み出せばよい大量のデータはHDDに保存するといった使い分けがオススメです。
メインストレージには250GB前後のSSD(オンラインゲームをするなら500GB以上がオススメ)、写真や動画を大量に保存したいのならサブストレージには1TB以上のHDDを追加
その⑤ OS
今までの『デスクトップ型』『CPU』『メモリ』『ストレージ』は『ハードウエア』という区分になります。いわゆる、目に見える機械的な部分です。
一方OS(オペレーティングシステム)は『ソフトウエア』という区分になり、目には見えない、現実世界で例えると『言語』です。
現在OSは『MicrosoftのWindows』『Appleのmac』『無償のLinux』の3つに大分できます。
なぜOS(オペレーティングシステム)を言語と例えたかというと、同じハードウエアを使っても、OS(言語)が違うとWordなどのOS上で動くソフトウエアは動かなくなってしまうからです。
今回のブログのメインである、6~7年前の中古パソコンを使い続けるという観点で考えると、WindowsかLinuxになるのですが、Linuxは自身でググるなど自己解決力が求められるので、今回はWindowsで話を進めていきます。
このブログを書いている現在、Windows7はマイクロソフトのサポートが終了していますので、少なくともOSはWindows8以上にする必要があります。
Windows8でも大きな問題は起きませんが、現状Windows10へ無償アップグレードできる可能性が高いので、一度はチャレンジしましょう。
OSがインストールされていない中古パソコンを購入するなら、最初からWindows10一択です。
現在Windowsは『10』が最終グレードとアナウンスしています。今後は、今までのように『95⇒98⇒2000⇒XP⇒Vista⇒7⇒8⇒8.1⇒10』のような買い替えのアップグレードは必要なく、Windows Updateを使用し、自動的に最新のOSへ無償アップデートされます。
一度Windws10を購入しておけば、ハードの限界までOSは最新の状態で使い続けることができるということです。
現在のパソコンは、ネットにつなげて使うことがほぼ必須となっています。セキュリティの観点からも、OSは最新の状態で使う方が良いのですし、オンラインゲームなどのソフトはWindows10を推奨OSとしているものが多いので、常に最新の状態で使用しましょう。
OSはWindows10を使いましょう
+α グラボ
ネットでの調べものやネット動画を大画面で見たり、スマホの写真整理くらいであれば不要ですが、オンラインゲームをするとなるとグラボ(グラフィックボード)が必須となります。
グラボはプレイするオンラインゲームによって最低スペックと推奨スペックが変わってきますが、今回推奨した中古パソコンのスペックだと、マインクラフトやフォートナイトなどの軽いネットゲームがターゲットとなります。
これらのオンラインゲームであれば、流通量の多いNVIDIAの『GTXシリーズ』がオススメです。『GTX7〇〇』以上のグラボを選べばそこそこ快適にプレイできます。
まとめ
ここまでのポイントを抑えて中古パソコン選びをすれば、6~7年前のパソコンでもここからさらに4~5年はかなり快適に使えます。
そうです。実は最近のパソコンは、ある程度の知識があれば10~12年くらいは使い続けられます。
かなりの方が4~5年もすると動きがモッサリしたパソコンをストレスを感じながら『こんなもんかな。そろそろ買い替え時かな』と使っています。
最低限の知識もなく使い続けることは、セキュリティ上も良いことではありません。
次回は、ヤフオクやメルカリ、中古PCショップなどを駆使して『3万円台で作れる!ゲーミングPC』を書きます。
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