毎朝ブログ 173日目【フコク生命が解約させてくれない話し】

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おはようございます。

パパじゅんです。

毎朝ブログ、173日目の朝を迎えました。

今朝も早速ブログっていきます。

私の本業は保険営業です。

保険営業には大きく分けて、ホールセールと言われる法人営業と、リテールと言われる個人営業に分かれますが、私は後者のリテールセールスです。

といっても個人宅に行くことはあまりなく、主な仕事先は職域と言われる勤務先での活動が中心です。

完全に外部業者ですが、昔からの取引先の雰囲気をだして活動するのがポイントです。

というのも、保険はスペック(保障内容)も重要ですが、購買の決め手が関連性(身内感)になることがほとんどです。

保険の保障内容に正解はありません。理由は単純で、いつまで健康で生きるかわからないからです。

不確定要素が強い事由に対して発生確率で保険料が算出されるので、必要・不要で言えば、自身の所得を上回る損害が低確率だが発生する損害保険の必要性は高いですが、その逆である生命保険の必要性は低いです。

私は保険商品を売るのではなくその仕組みを売っているので、生命保険の優先順位が低い人には保険以外の手段を推奨することも多いです。

結果、新しい切り口の提案に満足して社内で口コミを広げてもらい、職域活動しやすい環境を構築しています。

少し話は逸れましたが、昨日オンラインで相談を受けたとある有名な製造業グループ企業に勤務しているご夫婦は、お子さんが生まれたタイミングで学資保険をネットで探していたところ、富国生命の学資保険に辿り着き、うまいこと抱き合わせで生命・医療保険に加入している方でした。

このご夫婦とのオンライン相談は今回で4回目なのですが、その理由は、前回までの相談で富国を解約して一部は会社の共済に変えて保険料を低減化して、一部は私が取り扱う保険に申し込みをいただいていました。

ただ、申し込み完了後に現在契約のある富国生命のカスタマーセンターに電話したところ、解約は郵送ではなく対面にて受けていると説明を受けたそうです。

まずこの時点で驚きました。

確かに以前は解約防止の観点からよくあることでしたが、ここ数年で各社解約は抑止しない方向になっているので、カスタマーセンターに解約請求電話が入った場合は郵送で完結できるようになっています。

保険法にも明記されて、契約も申し込むのも解約するのも契約者の権利なので、それを阻んではいけないのです。

この時点でちょっと気の利く人なら半ギレで押し通すと思うのですが、その方は心優しい人なので、そのままそのことを受け入れて担当者と訪問の日時を決めたそうです。

そしてさらに驚いたのが、当日来たのは申し込みをした時の担当者ではなく、解約抑止専門と思われる社員だったそうです。

多分支社長代理かその辺の生保レディーの管理をする上席だと思うのですが、その方の抑止方法がかなり強引だったようです。

この時点でめんどくさくなってしまってそのまま継続する人もたまにいるのですが、そのご夫婦は富国生命の社員の説明を聞いて余計続ける気は無くなったようです。

ただ、解約するため、富国の社員を逆説得するための情報が欲しかったようで、私との4日目のオンライン相談となった運びでした。

私としては、一度申し込み撤回の意思を告げられているのでそのまま撤回して富国を続けてもらって将来激しく後悔してもらっても良かったのですが、今時わざわざ訪問までして解約抑止する生保も珍しいですし、どんな言い訳を持ってきたのかも気になったので相談を受けてみました。

内容は笑っちゃうような内容でした。

どうやら富国には売れるような商品群が学資くらいしかないようです。

ネットに情報があふれているこのご時世にまだ更新型を主力とした医療を売っていることに閉口しました。しかも公的保障も説明しない保障押し…

抑止にリソースを割くくらいなら法人へ更新医療を売りに行く方がよっぽど収益になるんじゃないかなと思うくらいです。

話をそのご夫婦に戻しますが、ご主人の方がきちんとメモを取る方だったので、フコクの社員の更新型が如何に素晴らしいかのトークをきちんと書き留めてくれていたので、更新型の売り方がとても勉強になりました。

ただ、冒頭の話しに戻りますが、保険は身内感が最終的には重要になってきます。

顧客の意向が更新型ならそれでよいですが、今回はそうではなかったのでソコに気が付いてもらって相談終了です。

あとは解約できるかどうかは契約者であるご主人にその勇気があるかどうかですね。

やっぱりこの保険業界は腐敗しきってるなと感じた昨日でした。

そんな保険業界をこれからも可能な限り変えていこうと改めて思った173日目の朝でした。

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