今回blogサイトを再構築するにあたって、せっかくなので以前は登録していなった『Google AdSense』に登録してみることにしました。
ただ、登録後『不承認』の通知が来てしまいました。
今回は不承認の理由と承認への道を記録として残します。
不承認の理由をググる
まずは同様のケースで攻略した方がいないかどうかググります。
どうやら複数回チャレンジして不承認を得た方が多くいらっしゃるようです。とても勇気づけられます!
複数回チャレンジしていくうちに、不承認のメール文面も変わるようなので、これも記録として残していきます。
まず、初回の不承認通知メールはこんな感じです。
このたびは Google AdSense にお申し込みいただきありがとうございました。お申し込みを確認させていただきましたところ、残念ながら現時点では AdSense のご利用が承認されませんでした。
Google AdSense
お申し込みが不承認となった理由につきましては、google.com/adsense でご確認ください。お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインしていただけます。
なお、お申し込み内容を更新し、再提出していただくことも可能です。お客様のアカウントがプログラム ポリシーに準拠しているかどうか、Google の担当者が確認いたしますので、上記の問題をすべて解決していただいた上で再度ご提出ください。
詳しい情報や AdSense アカウントの開設に関するヒントについては、こちらのヘルプ記事をご覧いただくか、広告主様が AdSense のおすすめの方法を共有するコミュニティである AdSense ヘルプ フォーラムをご覧ください。AdSense プログラム ポリシーと AdSense 利用規約もご確認ください。
このグーグルアドセンス、年々審査基準が厳しくなっているようです。
チャレンジャーの皆さんの記事を拝見すると、まずはgoogleの提示するヒントが手掛かりになりそうなので、まずは不承認の原因を1つずつ検証していきます。
不承認の原因を考える
まずはメールの指示に従い、『google.com/adsense』を確認します。
リンク先は『AdSense オンライン利用規約』でした。
規約の読込かぁ…と一瞬テンション下がりました。普段仕事柄、約款を読み込むことは多いのですが、業界によって独特の言い回しがあるので一瞬躊躇してしまいました。
が、これも承認への第一歩なので、茨の道を突き進んでいきます。
AdSense オンライン利用規約
オンライン規約は全部で16項目に分かれています。ポイントを下記にまとめます。
1.本規約の他に守らなければいけないガイドラインやポリシーが複数に渡る
2.AdSensへのアクセス権は18 歳以上であることが必要
3.AdSense 規約は絶えず変更・追加をしている
4.プライバシー ポリシーへのアクセスが明確かつしやすい状態にすることが必要
ポイントを加味すると、古い記事は参考にならない可能性が高いことがわかります。
とりあえず、プライバシーポリシーの開示がなかったので、早速blogサイトに追加しました。
それでは続いて、AdSensへログインして不承認の原因を確認します。
承認への道 価値の低い広告枠についてという厳しい現実
まず『サイトをリンクする手続きを進められるように、問題を修正してください。』の項目でgoogle先生が教えてくれたことは、『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について』でした。
これは何気にショックです…ストレートに『お前のサイトに価値は微塵もない』と言われています…
涙を拭きつつ詳細を確認していきます。
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには Google 広告が表示されません。
googleAdSense
これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページやアプリが含まれます。詳しくは、Google のウェブマスター向けの品質に関するガイドラインで、付加価値がほとんどなく、内容が薄いコンテンツに関する記事をご覧ください。
負けずに『Google のウェブマスター向けの品質に関するガイドライン』をチェックしに行きます。
高品質のサイトを作成するためのヒントについて パート1
ガイドラインは2部構成でした。まずはパート1を確認します。
日付は2012年でした。常に変更・追加を繰り返すgoogleでも、基本的な考え方はあまり変わっていないようです。
ヒントの冒頭に
『正解は1つではありませんが、私たちのアドバイスは、高品質のコンテンツを作成し、ウェブサイトで可能な限り最高のユーザーエクスペリエンスを提供することに重点を置くことです。』
google
とありました。紳士に、サイト内容がユーザーにとって高品質かどうかを常に向き合おうと決意しました。
ポイントを整理すると、
①コンテンツが重複する複数のページやサイトを作成しない
②ユーザーがサイトにアクセスしてサイトに戻る理由を提供するコンテンツを提供する
③約束された情報やサービスを提供する
となります。
①では、大量のサイトではなく高品質なサイトを作成する。1つのサイトに焦点を当て、情報を豊富にしてコンテンツを本物にする。コンテンツまたはテンプレートのデザインが類似しているページまたはサイトがある場合は、ページまたはサイトを1つに統合する。
②では、類似の主題を扱っている他サイトと比較して、ページが実質的な価値またはサービスを提供しているかどうかを自問することが重要とのこと。
③では、キーワードをコンテンツに合わせて適切に使用し、ユーザーがサイトを簡単にナビゲートして、約束されている製品、商品、サービスを見つけられるようにする。
締めくくりはこうでした。
成功への近道はありません。高品質のサイトを構築するには、手間と時間がかかります。ただし、迅速かつ欺瞞的な手法を使用する代わりにユーザーに焦点を合わせるパブリッシャーが真の勝者であり、ネットワークで長期的な収益の成長と成功を経験していることがわかりました。
google
google先生!私、がんばります!!
要は、googleが考える高品質のサイトとは、『独自性があり、かつ探している情報にシンプルにアクセスできるサイト構造』ということになりそうです。
高品質のサイトを作成するためのヒントについて パート2
ガイドラインの『パート2』は、収益化に最適なサイトとページのタイプについてです。これはどちらかというと、承認後のトピックスのようです。
ここでは、『誘導ページ』と『誘導ドメイン』を使用しないこととありました。
ユーザーの意図に反したページへの誘導や、同じ内容のサイトを複数運営することは避けるようにとのことです。
1つのサイトで複数のコンテンツを展開することも『誘導ページ』とみなされる可能性がありそうです。
人気のブロガーさんのサイトを拝見すると、コンテンツごとに複数サイトを運営しているのは、ここを意識してのことのようです。
『パート2』では、良く整理された情報豊富なコンテンツを目指して努力する方法の記載がありました。
・知識が豊富で熱心なトピックに焦点を当てます。
google
・複数のページで同じコンテンツを複製したり、重複または冗長なコンテンツを作成したりしないでください。
・たとえば、関連性のない高額なキーワードを使用してボットをだますためにコンテンツを生成するのではなく、ユーザーを引き付ける(つまり、ユーザーの興味に基づいた関連情報をインタラクティブなエクスペリエンスに提供する)ことに焦点を当てます。
どうやら、自分の得意分野で勝負したほうが良さそうです。
私の得意分野は『保険・証券・それらのセールス・関連する知識と経験』ですが、子育てや趣味のことは別サイトを立ち上げたほうが良さそうです。
あと、1日で1コンテンツ記事を時間的制限で書ききれないため、複数に渡ってアップするケースが多々ありますが、方法を改めたほうが良さそうです。
あと、サイトの構成とナビゲーション構造も重要とありました。やはりシンプルなサイト構造が良さそうです。
最後に、コンテンツベースではないページに広告を配置しないとありました。
何でもかんでも広告を貼り付けるのは良くないということですね。
改めて『サインアップする前に』を確認し再申請へ
ここまでの調査でわかったこと。それは、『自分のサイトにまだ価値がない』という厳しい現実でした…
でも、めげずに再申請します。
再申請の前に、もう一度『サインアップする前に』を確認します。
確認しながらまた涙が出そうになりましたが、改めて、改善項目が見つかりました。
あなたのページの何が特別ですか?
ページには明確で使いやすいナビゲーションがありますか?
あなたのページにはユニークで興味深いコンテンツがありますか?
AdSenseの準備はできましたか?
googole
ポイントは2つで、”訪問者にコメントセクションを提供すること”と、”明確で使いやすいナビゲーション”です。
”訪問者にコメントセクションを提供すること”では、プライバシーポリシーの表記が必要とありました。プライバシーポリシーの設定をしていなかったので、早速せっていました。
最後に『AdSenseの資格要件』を再度確認します。ここでも『あなた自身のユニークで興味深いコンテンツはありますか?』という厳しい現実を問われます…
それでも負けずに再申請します。
今回の考察と修正点のまとめ
・1にも2にもwebサイトの独自性と充実
・ユーザーにわかりやすいシンプルなサイト(カテゴリー)構造
・プライバシーポリシー設定
サイトの再構築を始めてからブログ記事自体も少ないために不承認となっている可能性が高いとも推測されます。
まずは修正した内容で再申請してみようと思います。
ユーザビリティファーストなブログ記事をアップして、承認が下りるまでの過程を報告していきます。
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