おはようございます。パパじゅんです。
毎朝ブログ、35日目朝を迎えました。
昨日はクライアント企業さんの事務所で早期退職者の対応に追われていました。
製造業さんの現場で働く方はクセの強い方が多いです。会話のキャッチボールが困難な方が他の職種に比べて多いです。
私の息子も幼稚園の頃は私の母から『発達障害では?』と言われたこともありますが、男性は女性に比べて脳の発達が遅いし個人差が激しいと感じています。
我が強いのもそう感じさせる要因だと思います。
同じ年の女の子と男の子を比較すると女の子の方が大人から見ると社会性が高いです。
私は数多くの会社に所属することを経験しているので、ある一定数『個性』を超える『個性』を持った発達障害の大人がいることは自覚しています。
ただ、発達障害の大人の総人口が少ないのでマイノリティとして分類されていますが、どっちが純粋な「大人」として正しいかは多数決なだけだと思っています。
今までは人づきあいが苦手な人は製造業で働くことで本人も社会としても解決できていましたが、派遣などの有期雇用によってまた新たな問題が浮き彫りになってきています。
いわゆる「変わった人」は従来は製造業で正社員として勤勉に働くことで安定した就労と収入を得て退職金受給を経て安定した年金生活へと入っていきます。
ただ、あと15年もすればいわゆる就職氷河期世代が退職年齢に入ってきます。
現時点でも所得格差があるこの年齢が老齢年金を受け取る年齢になっても、今の変わった人たちが受け取っている年金金額には到底及びません。現役時の所得が老齢年金に転嫁される仕組みになっているから。
雇用が安定していないということは厚生年金はおろか基礎年金の支払いも滞っている可能性が高いです。
いくら収入に見合う支出で生活といっても、限界ってもんがります。
この問題は自己責任なんて言葉で解決してはいけない問題です。なぜなら、人よりコミュニケーションをとることが苦手と自覚している人が全てではないからです。
本人はただ『生きずらい』と感じ、でも自分のできる範囲内でできる仕事をこなして日々の収入を得ています。
多くの日本人は国策によって『まじめ』を刷り込まれているので、『自分のできる範囲』を『不真面目』ととらえます。
『自分のできる範囲』を受け入れる寛容性が必要だと思っています。
自分のできる範囲の業務量でもテクノロジーによってレバレッジがかけられる時代に私たちは幸運なことに生きています。
そのことをしっかり自覚して、テクノロジーに『使われる側』ではなく『作り出していく側』に回ってもらうためにできることを、今日も子供たちに伝えていこうと思っている35日目の朝でした。
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